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てんかん7ー患者指導・薬剤師に対するアドバイス

2015年12月15日 07:00

患者心理を考慮した患者指導

「いつまで抗てんかん薬を服用する必要があるのですか」

 通常てんかん治療は年単位で継続する必要があることを説明する。発作が長期間完全に抑制され、脳波でもてんかん性放電が消失している場合、減量・中止を主治医と相談するように指導する。生涯にわたって抗てんかん薬を継続する必要がある患者が存在することも事実ではあるが、中止できる患者もいることを説明する。てんかん発作は、なんらかの異常な電気活動を来す脳病変の症状であるので、原因となる病変が消失・治癒すれば、てんかんは完治する。

「抗てんかん薬を服用していて妊娠は可能ですか」

 てんかんをもつ女性の大部分(90%以上)の妊娠および出産が正常に経過していることをまずは説明する。抗てんかん薬の種類・量によって、胎児・新生児に与えるリスクは異なる。児の発達遅滞や先天奇形に関しては、バルプロ酸が比較的リスクが高く、ラモトリギン、レベチラセタムはリスクが低いことが知られている。妊娠可能な女性では、前もっててんかんと妊娠についてカウンセリングすることが重要である。授乳も一部の抗てんかん薬では注意が必要ではあるが、基本的に母乳栄養が可能である。

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