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【在宅活動】24時間対応-3

2016年04月08日 15:30

Q14.時間外対応をしたエピソードを教えてください。

がん患者さんへ追加処方の対応

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がんの患者さんの吐き気があまりに強く、急遽ステロイド注射薬の処方を追加したいと医師から連絡があり、薬局にある注射薬をお伝えして処方していただき、患家まで持参したことがありました。

頓服薬で対応

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認知症とパーキンソン病のある患者さんの夜間頻尿に奥さんが困っておられて、1 ~2時間おきにトイレに行きたがるし、しかも夜中に騒ぐのでどうしたらいいかと、夜中の2時に電話が来たことが1 度あります。不穏時の頓服薬が処方されていたので、それを服用するように指示して済みました。奥さんがかなりパニックになっていたのを記憶しています。

対応方法をチームで考える

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高齢で認知症の独居男性のエピソードです。この方は薬剤師がセットしていった薬を何故かバラバラにしてしまい、薬がないとの電話が入って、何度かセットをし直しに出かけたことがあります。クリニックや訪問看護ステーションにも同じような電話の問い合わせが多かったので、医師・看護師・ケアマネジャーと相談して薬を必要最小限にし、投与方法をヘルパーの介助のときに服用できるように変更しました。慣れるまでの間、週3回くらい訪問いたしました。

お薬が見当たらないと言われたら

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医師や看護師からの連絡の場合、先方の手持ち薬を確認して、代替えがない場合に出動します。2週間処方で、調剤1週間後に「1週間分ない」と連絡がきたら、1週間1枚のお薬カレンダーをめくっていない可能性など、基本的なことを確認してもらいます。前回訪問時に残薬を確認しており、まだ未開封があるだろうと思っても、患者さんご本人が「ない」とおっしゃることもあります。出動して、やっぱりあった、ということもあります。

医療用麻薬処方で緊急対応

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ある日の午後8時、在宅でよく顔を合わせる訪問看護師より連絡がありました。 担当のがん終末期の患者がフェントス®テープ、レスキューとしてオプソ®内服液を服用していたが、いよいよ内服ができなくなって坐薬に切り替えたいとのことでした。院内処方で医療用麻薬を使用していたようですが、院内にアンペック®坐剤がなく、連休明けまで待てないし、医師にも家族にも承諾を得ているので在宅患者として対応してくれないか?という依頼でした。 薬局に在庫があったため対応できると返答し、医師から訪問指示を受けて、高速を使って訪問しました。全身の痛みがひどく、訪問後すぐにアンペック®坐剤を使用しました。数日後に亡くなられたとご連絡がありましたが、介護にあたっていたお嬢様からは「おかげで痛みも和らげることができました」と、とても感謝されました。

[PharmaTribune 2014年7月号掲載]

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