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徹底的に仲よく

2016年05月10日 14:00

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マンガ:藤原圭

 性感染症治療では、患者の性パートナーも同時に治療することが重要である。もちろん、"彼氏"に受診してもらい検査を行って陽性であれば治療、というのが理想的だが、特に自覚症状がないようなケースではわざわざ病院に行かないのが現状だろう。そこで、"彼女"の投与日数を実際の倍にして、"彼氏"の分も処方してしまったわけだ。クラビット®が出ているところを見ると、性器クラミジアか。性器クラミジアは自覚症状が現れにくく、放置することで女性では不妊症や子宮外妊娠の原因となり得る。免疫も得られにくいので、パートナーと同時に治療しなければ、繰り返し感染しかねない。幸い抗菌薬が奏効しやすいので、怪しいと感じたら受診することが勧められる。

 "受診しにくい"という彼氏の気持ちも理解できなくはないが、彼女に付き合って薬局に来るのなら、病院も一緒に行ったほうがお互いのためだ。

この物語は、編集部に寄せられたエピソードを元にしたフィクションです。登場人物、薬局等、実在の物とは一切関係ありません。

[PharmaTribune 2011年10月号付録掲載]

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