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勃起障害(ED)1ーはじめに

2016年05月12日 11:30

東邦大学医学部 泌尿器科学講座
永尾光一

 男性性機能障害には、勃起障害(erectile dysfunction;ED)、射精障害、性欲障害、オルガズム障害がある。

 EDは「満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、または維持できない状態」と定義されている。つまり、自慰や早朝に勃起可能でもパートナーとの性行為のときに勃起が得られない、または、勃起が維持できない状態が勃起障害である。治療の目標はこれを改善することである。

 疫学調査は1998年に正確な統計調査が行われ、日本のEDの有病者数は中等度型EDが約870万人、完全型EDが約260万人、合わせて約1,130万人と推計された1)〈図1〉。年代別有病率は、30歳代で約5%、40歳代で約15%、50歳代で約38%、60歳代で約50%、70歳代で約64%と年齢が高くなるにつれて有病率も高くなる。EDは、人口の高齢化に伴って今後さらに増加すると考えられる。当科の受診率では、30歳代が最も高い。これは30歳代が結婚、挙児希望などで深刻なケースが多いためと推察される。

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