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第9回 ホワイトスペースを侮るなかれ!

2016年06月10日 09:15

 「ホワイトスペース」とは,意味がある,何も描かれていない部分のことです。ホワイトといっても白だけでなく,黒い場合もありますし,ハッキリとはしていない何かしらの模様が描かれている場合もあります。

 ホワイトスペースには,マイクロ・ホワイトスペースとマクロ・ホワイトスペースとがあります。マイクロ・ホワイトスペースとは小さな要素同士の間隔のことで「文字間隔や行間隔,単語と単語の間隔」などのことです。マイクロ・ホワイトスペースには,これを守らないと見づらくなる間隔というものがあります。

 例えば,行間隔では0.5〜0.7倍(行送りなら1.5〜1.7倍)が最適な間隔ですが,これ以下でもこれ以上でも文字は見づらくなることが多いのです(図1)。このような守るべきホワイトスペースのことをパッシブ・ホワイトスペースと呼びます。見やすい行間設定は,1行の文字数にも影響されます。1行の文字数が少ない場合には,行間設定を少しつめた方が見やすくなります。

 書籍やWebのデザインでは,より精緻なマイクロ・スペースの設定を行って美しく見えるようにします。そのようなホワイトスペースをアクティブ・ホワイトスペースといいます。

1505001_pho1.jpg

パッシブ・ホワイトスペース。標準的な文字間隔と行間設定(上)。パッシブ・ホワイトスペースが壊れたスライド(中、下)は読みづらいはずです
図1

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