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「ロカボマーク」で適正な糖質制限の普及を

2016年06月21日 15:15

 1食当たり糖質20~40g程度の緩やかな糖質制限食を「ロカボ食」として推奨している食・楽・健康協会(理事長=北里研究所病院糖尿病センターセンター長・山田悟氏)は6月17日、「ロカボマーク」を制定したと発表した。ロカボ食を社会に広めるため、同協会がロカボ食と認定した食品や食事に掲示を認める方針だ。山田氏は、消費者庁の食品表示法に基づく栄養成分表示では適正な糖質制限が実践できないとしている。

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「ロカボマーク」を持つ山田氏とパティシエの辻口博啓氏

消費者庁の栄養成分表示は「炭水化物」

 食・楽・健康協会は,山田氏が2013年に設立した一般社団法人。糖質20~40g/食の糖質制限食(他に糖質10g/日のスイーツなどの間食。1日の糖質摂取量は70~130g)をロカボ食として推奨し,社会への普及活動を進めている。その趣旨に賛同する食品企業などが加盟している。

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既に多くのロカボ食が開発されている

 記者発表で同氏は、国内外のエビデンスを紹介しながら、ロカボ食が糖質、脂質、血圧の改善に優れ、楽しく続けられる健康食であることを強調。社会に浸透することで医療費の削減にもつながると主張した。

 しかし、消費者庁の定める食品表示法に基づく栄養成分表示では、消費者が適正な糖質制限を実践することが困難だという。同表示では5項目の栄養成分について含有量を表示することになっているが、その1つが「炭水化物」であるからだ。炭水化物は糖質と食物繊維で構成され、食物繊維はむしろ摂取不足が懸念されている。

 そこで今回、「おいしく楽しく適正糖質」のコピーが記載された「ロカボマーク」を制定した。同協会に加盟した企業が開発した食品や提供する食事で、同協会が「ロカボ食」の条件に合致すると認定したものに掲示を認める方針だという。

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