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病院・薬局で「こんなことありませんか?」

くすりの適正使用協議会 待合室用動画を公開

2016年08月01日 10:45

 一般社団法人 くすりの適正使用協議会は、7月28日に動画『こんなことありませんか?』をホームページで公開した。1分24秒の動画には、患者が服薬時に感じているであろう疑問や悩みがイラストと文で組み込まれている。病院や薬局の待合室等で動画を流すことで、見た患者が気軽に薬剤師に相談や質問を持ちかけられることを目的としている。

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 患者と医療者が「同じチームの一員」としてパートナーシップを持ち、コミュニケーションを取りながら治療に取り組むことを"コンコーダンス※1"という。薬剤師であれば、服薬指導や説明などの働きかけだけでなく、患者が質問や相談をしやすい環境作りをすることも、コンコーダンスの実現において重要となる。

 しかし、一般人を対象とした調査※2では、薬剤師の役割のイメージとして「処方箋を調剤する役割」が86.8%であった一方、「薬についての相談に乗る役割」が33.6%にとどまっていたという。

 そこで、同協議会は、現場の薬剤師や医療コミュニケーションの専門家などの意見を参考に、薬局などの医療機関で、患者が聞きたくても聞けないような事例を選定。「この症状・・・ひょっとしたらくすりの副作用?」「子どもがくすりを飲んでくれない」などの「患者さんの"あるある"」事例は、イラストとともに動画にまとめられた。患者が忙しそうな薬剤師に気を使って相談のタイミングを逃すことがないよう、動画の最後は「私たち薬剤師にお気軽におたずねください」と締めくくっている。

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※1【コンコーダンス】『患者と医療者が同じチームの一員』と考える概念で、患者と医療者がパートナーシップに基づき、両者間で情報を共有し、対等の立場で話し合った上で治療(服薬も含みます)を決定していくことを目指す

※2【調査】
(調査手法) インターネット調査(マクロミル)
(調査期間) 本調査:2012年11月2日(金)~2012年11月4日(日)
(調査対象者)過去1年間に急性期の疾患*などで医師から薬を処方された20~69歳の男女で、院外薬局で薬の処方を受けたことがある1035名
*:薬の継続的な使用期間が1カ月未満の人を対象とし、慢性疾患患者を除く

(動画ダウンロード)患者さんは困っているかも? 病院・薬局の待合室用動画『こんなことありませんか?』公開

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