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【海外情報】スタチン中断患者の7割以上が服薬再開

2016年08月02日 10:00

【海外情報】スタチン中断患者の7割以上が服薬再開

 スタチン療法を行っている約57万例の患者の調査から、40%超が服薬を中断するものの再開率は70%以上と高いことが分かった。英国のグループがBMJ2016; 353: i3305)に発表した。

初発予防と再発予防で再開率はほぼ同等

 先行研究でスタチン療法は中断率が高く、アドヒアランスが低いことが示されている。同グループは、英国の一般医のデータベース(Clinical Practice Research Datalink)から2014年10月時点のデータを抽出し、スタチン療法の中断率、再開率、患者特性を検討した。対象は2002年1月〜13年9月にスタチン療法を開始した25〜84歳の患者で、心血管疾患の初発および再発予防群に分類した。

 初発予防群は43万1,023例で、中央値137週間の追跡で47%がスタチン療法を中断し、うち72%が服薬を再開していた。再発予防群は13万9,314例で追跡期間の中央値は182週間、同療法の中断率は41%、再開率は75%であった。

 50歳以下と75歳以上、女性、慢性肝疾患患者でスタチン療法の中断率が高く、再開率も低い傾向が見られた。少数民族、現喫煙者、1型糖尿病患者では中断率が高かったが、再開率も高かった。高血圧、2型糖尿病患者では中断率が低く、中断した場合でも再開する傾向が高かった。これらの結果は初発および再発予防群で差はなかった。

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