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早わかり★在宅活動-1

在宅活動って何?窓口業務とどう違う?

2016年08月15日 00:01

 PharmaTribuneでは、2014年3月号から全15回の長期シリーズとして、「在宅活動アドバイザー直伝! これがホントの在宅活動」を掲載しました。在宅活動アドバイザー10氏の経験から、そのコツと落とし穴を語った連載として好評を博しましたが、最近、全15回がPTウェブで読めるようになりました。11月号から始まる新企画の導入を兼ね、ポイントをダイジェストします。

在宅アドバイザー10氏の一言

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 在宅活動は薬の宅配ではない。患者の生活の場で①服薬管理を行えることが最大の意義である。自分の目で薬の効果を確認するメリットを強調するのは小黒氏

 中西氏は、パーキンソン病患者宅の初回訪問のとき、広い家のあちこちに薬が置かれているのを見て驚いた。どこで動けなくなるか分からないという不安ゆえだが、薬局で見えなかった患者の現実に気付かされたという。

 患者の②生活状況をリアルに把握できることも、在宅の強みである。「自宅での生活が見えてくる。百聞は一見にしかず」と福井氏。ある患者が弁当を残すようになったことから、 まいまいかぶり氏は入れ歯の不具合に気付いた。何げないお喋りや観察から、食事や排便、睡眠などの問題点に気づく力が求められているのである。

 ③バイタルサイン測定は、薬剤師業務の「モノからヒトへ」を象徴する仕事。小黒氏は訪問のたびに、体温、酸素飽和度、血圧を測定し、他職種と情報共有している。測定には手技の訓練が必要だが、顔色や肌つや、声の調子や舌の動きもバイタルサインである。これらの観察は、体調変化を来しやすい終末期には特に重要となるという。

 渡辺氏体重測定の意義を指摘。食事の状況、むくみや腹水の推測に役立てている。 雑賀氏は30秒間に何回、空嚥下ができるかで嚥下機能を確認する。在宅活動歴21年の福井氏尿臭に注目、感染症をチェックする。

 全員が挙げたのが、患者とのお喋りの重要性。訪問の際に時間があれば、会話から患者の暮らしぶりを把握することに努めるべきだという。中西氏は雑談から、糖尿病患者が「早く良くなりたい」と糖分の多い栄養ドリンクを毎日4 本も飲んでいたことを突き止めた。

 平澤氏介護者との会話も重視している。薬について介護者が気にしている点を聞き出し、医師に処方変更を提案する。これは薬剤師ならではの重要な仕事であろう。

 在宅活動では、患者の身の回りや部屋を観察することもできる。これは、認知症の早期発見に非常に有用である。

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【人気連載】在宅活動アドバイザー直伝!これがホントの在宅活動はこちら

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