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早わかり★在宅活動-4

在宅活動って24時間対応が必要?その大変さは?

2016年08月15日 00:01

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 在宅活動の大きなハードルとなるのが、時間外対応、24時間対応であろう。アドバイザー8人に尋ねたところ、24 時間開局している例は皆無だが、全例が携帯電話による24 時間対応を行っていた。

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 時間外対応の頻度が最も多かったのは、週に0~4 回の渡辺氏だが、100人を超える在宅患者を抱える薬局であることも理由の1 つだろう。だたし、特定の施設からの電話が多く、飲ませ忘れや飲ませ間違いについての相談が大半だ。週に0~3 回のまいまいかぶり氏の場合、介護をする家族の方の愚痴を聞くこともあるという。

 がん終末期の急変や看取りが多い小黒氏の場合、月に2 回程度。他の5 氏は月に1回以下で、総じて時間外対応は少ない。仕事量や頻度でなく、いつ電話がかかるか分からないという点が重荷となっているのだろう。

 そこで、プレッシャーについて尋ねたところ、在宅歴10 年超のベテランであっても「常に携帯が気になる」、「遠出はできない」といったストレスを感じていた。しかし、実際に対応すべきケースは少なく、電話で済む例が大半で、心配には当たらないとの意見が目立った。 

 むしろアドバイザーたちは、時間外対応について薬剤師は意識を変えるべきだという。「薬局薬剤師にも24時間対応の心構えは必要だと思います。医師も看護師も介護職も対応されています」(福地氏)。「プライベートな時間を邪魔されるのは嫌かもしれませんが、医療人なのですから考えを変え対応できるようにしないと、薬剤師だけが医療現場から取り残されると思います」(宮川氏)。
 

 24 時間対応は、在宅にとどまらない広がりを示している。薬剤師の業務が「モノからヒトへ」を志向する以上、患者と向き合い緊急時に対応することは、地域の医療者として不可欠の姿勢となるのではないか。

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