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第12回 ジャッドの色彩調和の4つの原理

2016年08月23日 11:30

 ジャッドが見いだした色彩調和の4つの原理は、(1)秩序の原理(2)なじみの原理(3)類似性の原理(4)明瞭性の原理−です。

「秩序の原理」による配色

 赤、黄、緑、青、紫といった様相の違った色(色相)を順序立てて円環に並べたものを「色相環」といいます(図1)。色相に対して「トーン(色調)」とは,明度と彩度を合わせたものです。

1508083_fig1.jpg

色相環。円形に色相が展開し、中心に向かってトーンが変化している

図1

 秩序の原理とは、「一定の法則によって規則的に選択された色は調和する」という意味です。例えば、色相環の色相差を三等分した3色の配色をトライアド(3色)配色と呼びます(図2)。

1508083_pho2_1.jpg

トライアドの配色。色相環を三等分した3色(正三角形の3つの頂点が示す3色)

図2

 図3は、トライアド配色に黒と白を加えたペンタード(5色)配色です。図3右の5色のうち、柿色、黒色、緑色は、歌舞伎で使用される定式幕の配色に近いですね。秩序の原理を用いた配色は、多岐にわたります。

1508083_pho3.jpg

ペンタード配色。トライアド配色に黒と白を加えた5色。

図3

1508083_pho4.jpg

「秩序の原理」による配色の例

図4

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