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「安心できるニセモノ」介護の一手に

2016年12月02日 14:00

 プラセボ製薬株式会社は2016年12月1日に、介護用偽薬『プラセプラス200』を販売開始した。不定愁訴の解消目的に多量の薬の服用を求める高齢者や、服用したことを忘れてしまう認知症高齢者などの要求に添う介護に役立てられるという。これまで、主に瓶包装品として販売していたが、介護者の利便性を向上させる目的でアルミ袋包装タイプの商品が開発された。Amazon.co.jpやYahoo!ショッピングでの購入が可能である。

■プラセプラス200

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同品は還元麦芽糖を主成分としており、ほのかな甘みがあるという。形状は8mm径の白色タブレット。アルミ袋包装での開封後保存が可能だということである。

商品名   : プラセプラス200
内容量   : 40g (200mg × 200粒)
サイズ   : 10cm × 19cm × 1.5cm
発売日   : 2016年12月1日(木) 全国発売
販売チャネル: Amazon.co.jp、Yahoo!ショッピング
価格    : 1,280円(税込)
URL     : https://placebo.co.jp/products/placeplus/aluminium-bag_200/

患者の意向を"否定しない"介護の一手として

 同社によると、高齢者が不定愁訴の解消を求める、認知症で飲んだことを忘れてしまう、薬を飲んでいるという安心感が欲しいなどといった理由で、薬を大量に、もしくは1日に何度も服用してしまうことがあると指摘。薬への欲求が強い場合には、介護者への暴言・暴力へと発展するケースもあるため、「介護職員だけでなく家族介護者でも現実的かつ継続的に実践可能なケアの手法が求められている」という。その一手として、薬効成分を一切含まないプラセボを積極的に用いた介護ケアを提案している。

 プラセプラスは食品成分のみで形成されているため、"便利なニセモノ"として、患者が「薬を飲みたい」という意向を否定しない介護に役立てられるという。

 

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