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感染症対策 Vol.1 ドライブスルー調剤と感染症窓口編

ドライブスルー調剤と感染症窓口

2016年12月09日 10:30

 例年1月下旬から2月に流行のピークを迎えるインフルエンザ。薬局にはインフルエンザに感染した患者だけでなく、他の疾病に罹患した患者も往来するため、感染予防対策が求められます。今回は、佐賀県伊万里市の川東カイセイ薬局での、インフルエンザを中心とした感染症対策を紹介してもらいます。ドライブスルー調剤用窓口を感染症窓口に使用することで大きな効果を上げているようです。

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川東カイセイ薬局
(佐賀県伊万里市)
田中智行 氏

◆患者さん・スタッフを二次感染から守る

 当薬局は、小児科の処方箋を主に応需しているため、患者さん、薬局のスタッフをともに守る感染症対策が必要でした。そこで、店舗改装時に新設したドライブスルー調剤用の窓口を、感染症窓口としても使用することにしました。
 特に、感染力が強いインフルエンザなどは、患児以外に付き添いの方も感染している可能性があるので、薬局内に入らず車内でお待ちいただくよう、薬局の入口ドアに掲示しています。車で来られない方には、薬局内の感染症ルームを利用していただきます。 
 患者さんだけでなくスタッフの二次感染が減り、感染症窓口の効果を実感しています。

0198b179a7b8f4180fc2c27199e662ddfa21b00d.jpgドライブスルーの入口

15fe35aa598cdcda7a5c167b64ed651fa7963100.jpg薬局内の感染症ルーム

◆感染症対策には病院の協力も必要

1.ドライブスルーの利用を勧めてもらう

 感染症にかかっている患者さんが当薬局を利用される場合は、ドライブスルーを利用してもらうよう、病院から伝えてもらいます。初めての方で希望する場合には、病院からドライブスルーの利用方法を記載した用紙を渡してもらっています。

2.処方箋に感染症名を記載してもらう

 感染症にかかっていても薬局内に入ってこられる患者さんがいます。処方箋に感染症名を記載してもらうことで、薬局でも病名が分かり、患者さんに感染症ルームを勧めるなどのお声がけができるようになりました。

◆患者さんやご家族から感謝の声を多く聞くように

 「車から子供を降ろさずに薬を受け取れる」と多くの方から感謝されるようになりました。特に雨の日は、ドライブスルーの利便性を実感します。また、体調が悪かったり、けがで身動きの取りづらい患者さんであっても、車を乗り降りせずにお待ちいただけます。

ドライブスルー調剤の流れ

  1. 受付で処方箋の受け渡し

    処方箋をファックス、メールで来局前に送ることも可能。さ
    らに早く処方薬の受け渡しができます。

  2. 駐車場で待機してもらう
  3. 処方薬を渡す/会計

    処方薬を渡し、服薬指導を行います。
    会計もその場で行います。車から降りずにお帰りいただけます。

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