新規登録

無菌室のある薬局勉強会に参加&新しい患者さんの対応に緊張

大事なのはリスク管理。病院から新たなTPNの依頼が!

2017年02月23日 08:35

在宅訪問専任薬剤師のはらこし なみです。

勉強会で各薬局の無菌調整マニュアルを比較

先日、無菌室を持つ薬局が集まって、勉強会をしました。それぞれの手技を確認し、無菌調製マニュアルを比較。あれが違う、これが違う...。たった5薬局なのに使っているグローブもガウンも違う。アンプルの扱いも、無菌室への入り方も...。

しかし、根本にあるのはリスク管理。改めて徹底することとなりました。私にとってルートや針を扱うのは初めてのことであり、新鮮でした。でも、器材も定期的に扱わないと忘れてしまうよなあ~と思っていた矢先。

患者さん+先生+器材 新しい出会いに感謝

TPNはあまり扱ったことがないという泌尿器科の先生。退院時カンファレンスのとき「出してほしい物、処方箋に書くから言って!」と。

キーワード【TPN(中心静脈栄養法)】

「輸液セットは?ポンプは?病院で出しますか?それともこちらで準備しますか?」

キーワード【輸液セット】在宅中心静脈栄養法に関する保険請求】

結局、先生がポンプを準備、輸液セットは院外処方箋で薬局から患者宅にお届けすることになりました。

「とにかく、TPNが体に流れるようにしてほしいの!病院と同じように!」と医師から強く言われ、退院まで1週間。毎日ドキドキでした。病院の入退院連携室と毎日連絡を取り合い、ルート、針の品番、使用頻度、ガーゼやテープなどの衛生材料について...色々教えてもらいました。

そして在宅スタート

医療保険を利用し2週間は特別指示期間。 毎日看護師さんが訪問し、TPNやカニューレ管理(気管切開あり)、訪問医もほぼ毎日顔を見に。

キーワード【特別指示】

キーワード【カニューレ】

この2週間は、在宅療養ができるか?を見極める期間。本人がどんなに希望しても、必要な処置や治療がお家でできなければ、在宅療養は成り立ちません。ご家族にも、輸液バックの交換や痰の吸引(吸引器の使い方や吸引カテーテルの扱い方など)を覚えてもらう。エルネオパは開通してから持参し、ルートと針は訪問看護師さんが週1回交換。訪問医や訪問看護師さんが、在宅療養はちょっと無理だろうなぁ、と言っていたけれど、どうにか頑張ったご本人とご家族。

2週間が過ぎ、介護保険に切り替わっても処方が途切れることはありませんでした。

【コラムコンセプト】

9名所属の薬局の中で在宅訪問専任は私だけ。"薬局の外"の楽しさを知ってもらいたい、生活の場での医療、薬剤師の可能性を伝えたい、そんな思いで在宅訪問日誌を始めました。窓口では経験できないことや、在宅ならではの気づきを綴ります。

トップに戻る