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知ってる?同僚、上司や部下の大事なもの -1

2017年04月13日 08:30

こんにちは!先月は親の手術付き添い、今月は夫の都合で会社を休むことが頻発して疲れ気味のみやQです。独身でも、子供がいなくても、30代後半以降はいろいろ家族に振り回されますね。

前回は、自分の譲れない点についての話題でした。自分には譲れない点があるということは、他の人にも譲れないことがある。明白ですね。子供を持つ親にとっては我が子が大切。同じように、同僚や上司、部下にも大切にしているものがあります。

「お互い様」というこの連載の大テーマ。同じ職場で働く人が大切にしているものを尊重してみてはどうでしょう。すると、相手も自分の大切なものを尊重してくれるのではないでしょうか。

今回は以下の内容でお話を進めていきます。

1. 大事なものは人それぞれ
2. スタッフが自分や家庭の話をできる環境・雰囲気を作る

1.大事なものは人それぞれ

最近、私の職場では誰かしら、何らかの事情で休んでいて、職員全員が揃うことが珍しい状況です。特に子供を育てていると、子供に関わる理由で休むことがあります。急な病気や急な行事のために突然休んだり、欠勤があまりに多いと申し訳ない気持ちになる方もいるでしょう。

子供のいる人といない人では抱えているものが違うので、休みの回数はどうしても平等になりません。勤怠状況が不平等であるという不満は、どの職場でも起きていると思います。この不満、なるべく軽減したいですよね。

私の職場では、スタッフが入れ替わりで休むような状況であっても、誰からも文句が出てきません。どんな工夫をしているのか、紹介します。

profile_miyaq_smallicon.jpg誰もが休みたいときには休むことを許容する

シンプルです。どのスタッフも、理由にかかわらずなるべく取りたいタイミングで休めるようにしています。休みの日数を確保するのではなく、満足できる休みを得られることで、勤怠に関わる不満はかなり解消されます。「休みたい時に休める」ということは、気持ちよく仕事をするためにできる工夫の1つだと考えています。私自身、消化しきれなかった有給休暇を毎年繰り越してはいますが、休めるところで休んでいるので職場の人に対して不公平だと感じることはありません。

profile_miyaq_smallicon.jpg休暇理由から大切にしているものが見えてくる

  • 家族旅行
  • たまっている家事を片付ける
  • 自身や家族の通院・手術付き添い
  • 町内の行事
  • 親族の冠婚葬祭
  • ペットの看病
  • コンサートに参加
  • 学会に参加
  • 特に理由はないが、業務のめどが立ったので有給休暇を消化したい

これらは私の職場で実際に挙がった休暇取得理由です。読み上げていくと、各自が大切にしているものが見えてきます。もっとも、有給休暇を取得するのに理由を伝える必要はありませんし、取得理由によって許可をする/しないを決めてはいけません(業務の多忙を理由に時期を変更することはできますが)。どんな理由であっても、その人にとっては大切なものです。中には、有給を取るよりも、出勤してスキルを高めたいと考える人もいるかもしれませんね。

いつもお休みをとる度に快く対応してくれる同僚や上司、部下に目を向けてみましょう。仕事をする上で何を重視しているか、どんな生活をしているか、何が好きか、趣味は何か。知っていますか?仲間たちの事情を理解して、大切なものを尊重できるようにお返しできるとよいですね。休む時の心苦しさも少しは軽くなるでしょう。

 

欠勤時の対応

私の職場で誰かが休むときは、他の人とシフトを交換する場合やそのまま一人少ない状態で業務を行う場合といろいろあります。それはもう、お互い起こり得ることと認識されています。ただし、休みが前もってわかっている場合は、なるべく職場や患者さんに迷惑がかからないようにシフトを変わってもらい、前日の仕事に切りをつけた状態で休んでもらいます。

次のページでは、各スタッフのさまざまな価値観を知るための職場の雰囲気作りについて考えてみましょう(4月20日配信予定)

【コラムコンセプト】

薬局業界では「在宅」だの「24時間対応」だの言われてるけど、実際に現場で働く人の半分以上は、家庭で大きな役割を果たしている主婦薬剤師。高齢化社会でも子供たちの健やかな成長を見守るのは必要不可欠のはず。なのに、未来をつくる子供たちとその親を支えようという機運が起こらないのはなぜ?薬剤師はワーク・ライフ・バランスを考えてはだめなの?薬剤師だって医療人である前に生活人だ!と疑問に思う日々。主婦ばかりの薬局で、子供とその親の健康を支援する現場で考えた、現場目線のコラム。

【プロフィール】

profile_miyaq.jpg

大学卒業後、色々な薬局での勤務を経験。現在は小児科の処方箋を多く受ける薬局で管理薬剤師として働く。薬剤師としては中堅どころ。実生活では子どもはいない。子どもの多い職場で働いていた経験が長いのに、未だに子どもが苦手なのが課題。薬局という狭い場所にいながらも、様々な情報や知見を得られるのがインターネットの利点と認識し、活用。それでも、生活の場で得られることはインターネットでは得られないので外にも出る。薬剤師だって生活者であることを意識して、心身ともに穏やかな日々を願って暮らしている。

blog:「くすりや」の「現場」
http://miyaq.hatenablog.com/

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