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米国でオピオイドとBZ系薬の併用が急増

【海外短報】

2017年04月14日 10:00

米国でオピオイド系鎮痛薬とベンゾジアゼピン(BZ)系薬の併用が増加していることを示すデータが、米・Stanford UniversityのグループによりBMJ2017; 356: j760)に発表された。

 同グループは、2001~13年のレセプトデータを後ろ向きに解析。18~64歳の民間健康保険加入者で、この期間中にオピオイド系鎮痛薬の処方を1回以上受けた31万5,428例を対象に、オピオイド系鎮痛薬とBZ系薬の併用傾向、オピオイド系鎮痛薬の過量服用による救急受診および入院への影響を検討した。

 その結果、オピオイド系鎮痛薬とBZ系薬の併用率は2001年の9%から、2013年には17%へと急増していた。この増加は、主としてオピオイド系鎮痛薬の間欠的使用者の増加によるものであった。

 オピオイド系鎮痛薬単独使用群と比べ、BZ系薬併用群ではオピオイド系鎮痛薬の過量服用による救急受診と入院のリスクが有意に高かった(補正オッズ比2.14、95%CI 2.05~2.24、P<0.001)。

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