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ベンゾジアゼピン問題 医師の意見は?

2017年06月08日 10:00

 PharmaTribuneに掲載した「薬剤師よ、長いものに巻かれるなかれ-ベンゾジアゼピン問題によせて-」を、弊社医師向けウェブサイト「Medical Tribune」にも掲載したところ、医師から多くのコメントが寄せられた。その一部を紹介する。

  • 医師も科学者であり薬剤師に言われなくとも使用を減らすべきです。
  • 医師と薬剤師、薬の種類も膨大ですし、知識の内容も違うので、薬についての相互協力は、重要な時代です。
  • 日本くらい、ベンゾジアゼピン系薬剤が多い国はありません。やっと非ベンゾという薬剤が増えてきたものの、ベンゾで依存的になっている方の薬剤の変更は、困難を極めます。身体依存、ならびに精神依存が形成されているからです。
  • 特に高齢者においてベンゾジアゼピンの使用は慎重にすべきですね。
  • 減らす労力を思うと、安易に出さない教育にこそ力を入れてほしい。あるいは制度的な縛りとか。精神科がガンみたいに思われる向きもあるかもしれないし、全部は否定はできないが、若い精神科医師はそこまでひどくない人が多い。むしろ他科で不定愁訴や不眠にデパスやらなんやらがぽんぽん出されているとも感じる。
  • ベンゾジアゼピン系薬剤の長期投与は注意してます。また、患者さんのためと考えれば疑義照会は当然だと思います。
  • 耳が痛い話ですが、患者も処方を変えると結局もらえるところに移ってしまう。法的にでもガイドラインでもいいので規制を明文化してほしい。
  • 精神科・心療内科系医師です。私もベンゾジアゼピン系薬剤の常用量依存には頭を悩ませております。これは患者さんの問題ではなく、処方する側の医師の問題です。精神科系医師も徐々にこの問題を認識する医師が増えておりますが、安定剤や睡眠薬は他科、とくに内科でも多く処方することのできる薬剤です。医師が全般的にこの問題を理解し、処方を減らす努力、もしも難しい場合は精神科・心療内科と連携をはかることで解決に向けて出発できるのではないでしょうか。そもそも安定剤・睡眠薬につき、1か月を目処にと添付文書等にも記載されていたはずかと思います。
  • 確かに要望強いです。新たには処方してないですが、いままでの症例は辞めるわけにもいかず、困ってます。
  • 加齢とともに睡眠障害の傾向は出てくる。高齢者はそれを薬でなんとかしよう、あるいはなんとかなると誤解している。睡眠教育が必要だが時間がない、と私は言い訳してしまう。
  • 別に疑義照会をいやがってはいませんけどね。あと薬剤師にもとんでもない人もいますし、なんか不愉快な内容ですね。
  • ベンゾジアゼピンに限らず、薬剤に関するこのような警告は医師向けにもう少し出されても良いのかと思います。
  • それなら非定型の適応症見直しとか、メラトニンのOTC化とか、それこそ欧米並に、敢えて言えば精神科医が主導してやらなきゃいけない事はあるだろう。BZしかない時代に育ってきた団塊周りの医者群と患者群はセットなんだからさ、オプションを用意しないで減らせと言ってもリアルワールドでは減らないよ。ああ、まさにロゼレム、ベルソムラが上梓されてジェネリックもないから、BZ叩きが始まったのかしら?
  • 不眠を訴える患者さんは多い。投薬する前に、良好な睡眠を得るための生活指導、BZ系の副作用等をお話しますが非薬物指導で問題を解決できることはほとんどありません。肉体労働をしたら眠らなければ体が持たないので、体を酷使しごらんと提案しても、腰が痛くて無理と仰る方がほとんどで非薬物指導は難しい。非BZ系は切れ味が悪くあまり人気がありません。BZ系の長期投与は、認知症の増加?(相反するデータがあります)薬物依存性などの発症が見られ、芳しくないのは重々承知していますが、他に代替えする薬剤がなかなか見つからないのでやむを得ず使用しているのが現実です。
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