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違法な健康食品、千葉県でも見つかる

2017年06月21日 09:00

 厚生労働省は6月14日、福岡県に続き(関連記事:医薬品成分含有の違法な健康食品に注意)、千葉県からも医薬品成分を含有する健康食品が発見されたとの報告があったことを発表した。千葉県健康福祉部によると、店舗およびインターネットで購入した健康食品を分析したところ、2製品から医薬品成分が検出されたという。同県はこの製品を使用している場合、直ちに使用を中止するよう呼びかけている。

健康被害の恐れが否定できない

 先月、福岡県から違法な健康食品が発見されたとの報告があったが、千葉県でも医薬品含有の違法な健康食品が発見された。今年(2017年)5月に店舗およびインターネットで購入した健康食品を千葉県衛生研究所で分析したところ、34製品のうち2製品から医薬品成分(ノルホンデナフィル、シルデナフィル、タダラフィル)が検出された。

 健康食品においても医薬品成分を含有するものは医薬品と見なされ、承認・許可を受けずに製造販売することは「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(医薬品医療機器等法)」で禁止されている。同県では、当該品の販売業者を管轄する千葉県船橋市、大阪府堺市、東京都に通報し、厚労省に情報を提供した。

 今回、発見された違反品は以下の2品目。

①Ophio(オフィオ)〔検出成分:ノルホンデナフィル、購入先:船橋市の店舗、製造(輸入)業者:日本ケミスト(堺市)〕

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②漢方由来精力サプリ「フェニックス10」〔検出成分:シルデナフィル、タダラフィル、購入先:インターネットサイト(東京都府中市)、製造(輸入)業者:不明(表示なし)〕

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 シルデナフィルとタダラフィルは勃起不全を適応とする医薬品として国内で承認されている。ノホンデナフィルは国内外で医薬品として承認されていないが、シルデナフィルと類似の化学構造を有しており、類似の作用を有することが考えられる。

 現在のところ、これらの製品による健康被害は報告されていないが、千葉県は「健康被害の恐れが否定できないため、これらの製品を使用している場合は直ちに使用を中止するように」と呼びかけている。

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