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医薬品成分含有の違法な健康食品に注意

インターネットで不正販売

2017年06月21日 09:00

厚生労働省は本日(5月29日)、福岡県で医薬品成分を含有する健康食品などが発見されたと発表した。福岡県保健医療介護部によると、同県で健康食品の買い上げ検査を行ったところ、3品目から医薬品成分が検出されたという。同県は県民に対し、効能・効果をうたった健康食品は購入しないよう呼びかけている。

国内未承認の成分を含有したものも

 福岡県では、健康食品による県民の健康被害を未然に防止するため、2002年から買い上げ検査を行っている。"食品"を称していても医薬品成分が含まれるものは"医薬品"とみなされ、未承認の医薬品販売を行ったとして、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(医薬品医療機器等法)」違反となる。

 同県では、昨年(2016年)12月に14品目の買い上げ検査を行った結果、3品目から医薬品成分(ヨヒンビン、orlistat、ベルベリン)が検出されたため、同法に基づいて販売業者を管轄する自治体(東京都、横浜市、名古屋市)に通報したという。

 現時点では、これらの製品による健康被害は報告されていないが、同県は「これらの製品を購入した人は直ちに服用を中止し、身体に異常が見られた場合には、医療機関を受診するか最寄りの保健福祉環境事務所、保健福祉事務所または保健所に相談してください」と県民に対して注意を喚起し、効能効果をうたった健康食品は購入しないよう呼びかけている。

 医薬品成分が検出された違反品目は、いずれもインターネット販売業者から購入した以下の3品目。

①RAPIDCUTS SHREDDED(ラピッドカット シュレデッド)〔検出成分:ヨヒンビン、業者名:VIVID LIFE(東京都)〕

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②alli(アライ)〔検出成分:orlistat、業者名:美人でコスメ(横浜市)〕

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③EMERGE HC(エマージュ ハードコア)〔検出成分:ヨヒンビン、ベルベリン、業者名:Web Shop MX Japan(名古屋市)〕

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なお、医薬品成分のうちヨヒンビン(商品名ガラナポーン、ストルピン、ハンビロン)、ベルベリン(商品名キョウベリン)は医薬品として国内で承認されているが、orlistat(海外での商品名Xenical、alli)は国内では承認されていない。

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