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薬剤師のための抗菌薬処方解析/ノルフロキサシンの処方(救急科から)

2017年08月14日 10:00

このコーナーでは、抗菌薬の適正使用に関して日々腐心している協力メンバー11名が、1つの症例に関して意見を出し合っていきます。正解は1つではありません。協力メンバーの視点を参考に、抗菌薬の処方箋を読み解く力をアップさせていきましょう。

処方箋

●22歳 大学生

ノルフロキサシン錠100mg
1回1錠 1日3回 8時間ごとに服用 5日分

ラックビー®微粒N  
1回1g 1日3回 8時間ごとに服用 5日分

患者背景:「1週間、フィリピンに行ってきました。帰りがけから何か違和感があったのですが、空港を出てひどい下痢に見舞われました」

Q1.予想される原因菌は?

赤痢菌.............................. 9名
下痢原性大腸菌 ...................7名
カンピロバクター ..................7名
サルモネラ ..........................7名
赤痢アメーバ........................6名
腸炎ビブリオ........................3名
ノロウイルス、ロタウイルス ...3名
チフス..................................2名

※細菌性赤痢の原因菌で、潜伏期1~5日(通常1~3日)で発症し、全身の倦怠感、悪寒を伴う急激な発熱、水様性下痢を呈する。発熱は1~2日続き、腹痛、しぶり腹(テネスムス)、膿粘血便などの症状が現れる。全数報告対象(3類感染症)であり、診断した医師は直ちに最寄りの保健所に届け出なければならない1)

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