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認知症 BPSDを中心に-1 BPSDとは

2017年11月20日 14:00

昭和大学藤が丘病院 脳神経内科
馬場 康彦

 日本の高齢認知症患者数は約462万人と推定され、65歳以上の7人に1人が認知症と考えられている(2012年時点)1)。さらに、認知症の予備群である「軽度認知障害」も400万人ほどと推定されている1)。合わせて860万人以上の人が「ついさっきのことが思い出せない」「今日の日付が分からない」「見慣れている道で迷う」などの症状により、日常生活において何かしらの支障を来している。

 2016年度において、日本における小学校の児童数は約650万人であった。私たちは日々、町中で小学生を目にするが、それ以上に、「物忘れ」などの症状を持つ人が私たちの住む地域に生活していることになる。「認知症の人を理解して、生活を支える」ことは、介護をしている家族だけに求められるものではない。地域社会で暮らす私たちも認知症についてしっかり理解し、認知症の人とその家族を支えていく必要がある。

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