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小児アレルギーエデュケーター(PAE)って?

神林 弾氏(薬樹株式会社 薬樹薬局いずみ中央)に聞きました!

  •  2018年01月12日 10:15

第27回日本医療薬学会年会で小児アレルギーエデュケーターの立場から患児・保護者への対応を語った神林弾氏に、小児アレルギーエデュケーターについて聞きました。

20171219dansi.JPG神林 弾氏(薬樹株式会社薬樹薬局いずみ中央)

小児アレルギーエデュケーター(PAE)とは?

  • 日本小児臨床アレルギー学会が認定するコメディカルの専門資格。(受験できるのは看護師・薬剤師・管理栄養士)
  • 認定者数は全国で397名、そのうち薬剤師は47名(2017年7月現在)
  • 小児アレルギー(喘息・アトピー性皮膚炎・食物アレルギー)に関する専門的知識と技術を持つ
  • 患児・家族への患者教育を通して、治療・生活管理への向上に寄与する
  • メディカルスタッフへのアレルギー疾患の教育ができる

 上記に加えて、PAEは「動機づけ」「カウンセリング」「行動科学」の手法等の健康行動理論を活かし、医療者の押し付けではなく、患児や家族が主体的に治療を続けら
れるようアプローチしています。慢性疾患を抱える患児や家族が自立して治療行動を継続し、アレルギーに関する正しい知識を得て意欲的に治療に参加することを重視しています。

薬剤師PAEはどのような活動をしているの?

 様々な場所に出向いて、小児アレルギーに関する教育・啓発活動を行っています。

  • 独立行政法人環境再生保全機構が開催する研修会や新任教諭、保育園・幼稚園教諭を対象としたエピペン講習会や緊急対応シミュレーション研修会の講師
  • アレルギー児サマーキャンプの医療班として参加(学習会講師、吸入・軟膏処置等の与薬補助)
  • 地域薬局での小児アレルギー相談、地域薬剤師会の講師など

薬剤師PAEのやりがいは?

 PAEはアレルギー専門医と同等に議論できるよう、診療ガイドライン(小児喘息・アトピー・食物アレルギー)の理解が必須となっています。医師からの信頼も厚く、自分自身の知識に自信が持てるようになります。多職種と協働し、薬剤師の職能を活かした活動をこれからも続けていきたいと思っています。