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デキる薬剤師はコレを見る!小児領域における医薬品情報の集め方-虎の巻

2018年01月12日 09:00

 「小児医療に苦手意識を持つ薬剤師は少なくない」と日本医療薬学会(2017年11月3日、幕張メッセ)での小児のシンポジウムで語った東京大学医学部附属病院 薬剤部 清水啓道氏。

 苦手意識を生じさせる原因として、適応外処方が多いことに触れ、適応外使用を減らすための取り組みとして公知申請を紹介。公知申請でタミフル®の新生児・乳児への適応が追加されたことを挙げ、「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」での検討により、小児の適応外使用は解消される方向にあると述べた。

 とはいえ、現実には適応外使用されるケースは多々あり、どこまでがエビデンスのある適応外使用なのか、副作用は大人と異なるのか、新生児の生理機能や薬物動態は他の年代とどう異なるのか、など小児特有の疑問に頭を悩ませる薬剤師は多いだろう。こういった悩みを解決に結びつける手段として、小児に関する医薬品情報収集に有用なウェブサイトや書籍を、日本語・英語、有料・無料の軸で分類して紹介した。

小児領域における医薬品情報の集め方

日本語・無料→具体的な使い方はこちらの記事で紹介しています

  • 医薬品添付文書
  • 医薬品インタビューフォーム
  • 医薬品承認審査資料
  • 国内ガイドライン(無料版)
  • 小児薬物療法研究会メーリングリスト
  • 未承認薬・適応外薬検討会議資料

日本語・有料→具体的な使い方はこちらの記事で紹介しています

  • 小児薬用量の成書
  • 国内ガイドライン(有料版)
  • 乳幼児・小児服薬介助ハンドブック

小児薬物療法の基本を理解するためのお勧め書籍→具体的な使い方はこちらの記事で紹介しています

  • 小児科領域の薬剤業務ハンドブック
  • 小児薬物療法テキストブック
  • 小児の臨床検査値基準ポケットガイド

英語・無料→具体的な使い方はこちらの記事で紹介しています

  • 海外の医薬品集 
    例)米国:Drugs @ FDA
      英国:The electronic medicines compendium
  • 海外の各種ガイドライン

英語・有料→具体的な使い方はこちらの記事で紹介しています

  • Pediatric & Neonatal Dosage Handbook(PDH, Lexicomp)
  • Drug Prescribing in Renal Failure

実務に活かした実践例

さらに、これらの情報を活用し、実務に活かした実践例を紹介した。

◎ドクターとのディスカッションに活かす-「新薬を小児に使っていい?」と聞かれたら
記事はこちらから
◎患者対応に活かす-「ステロイドって身長伸びなくなっちゃいますか?」と聞かれたら
記事はこちらから

 「紹介したウェブサイトや書籍を参考にすれば、小児の医薬品情報、安全性情報の収集が効率的にでき、より有効な薬物療法の設計や服薬指導につながります」と清水氏は締めくくった。

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