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薬剤師必読!最新論文解説/抗インフルエンザ薬は、重症者で肺炎・入院減らす!

西伊豆健育会病院病院長 仲田 和正

2018年01月19日 15:00

 昨年(2017年)秋、小生もインフルエンザワクチンの接種をしました。Lancet(2017; 390: 697-708)にインフルエンザのセミナーがありましたのでまとめてみました。世界最新のインフルエンザ知識です。

  最重要点は次の8点です。

Lancetセミナー「インフルエンザ」の8つの最重要点】

  • 世界的流行を起こすのはインフルエンザAでありBは起こさぬ
  • インフルエンザの平均再生産数は1.28(1人が1.28人にうつす)
  • インフルエンザ診察はサージカルマスク着けよ。気管支鏡ではN95
  • ウイルス排出は発症初期1、2日がピーク、この時期にswab検査せよ
  • 抗インフルエンザ薬は発症48時間内が効果的、健康成人で症状を1日未満短縮
  • 抗インフルエンザ薬は重症患者で肺炎(RR 0.56)、入院期間(同0.37)を減らす
  • 予防に最も効果的なのはワクチン!65歳以上、妊婦、小児、免疫不全、医療者で推奨!
  • ワクチン株と流行株が一致すればワクチン有効率は50~60%

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