薬剤師の在宅対応を評価

  •  2018年02月07日 11:30

 2018年2月7日、中央社会保険医療協議会(中医協)は、診療報酬の改定案を答申し、在宅患者訪問薬剤管理指導料について、居住場所に応じたきめ細かな評価を実施するという。また、かかりつけ薬剤師による在宅対応を推進するため、無菌製剤室の共同利用などの評価を見直す。

(下線部は変更部分)

在宅患者訪問薬剤管理指導料

  1. 単一建物診療患者が1人の場合 650点
  2. 単一建物診療患者が2~9人の場合 320点
  3. 1及び2以外の場合 290点

単一建物診療患者の人数とは

当該患者が居住する建築物に居住する者のうち、当該保険医療機関が在宅患者訪問薬剤管理指導料を算定する者(当該保険医療機関と特別の関係にある保険医療機関において算定するものを含む。以下同じ。)の人数を「単一建物診療患者の人数」という。

ただし、当該建築物において当該保険医療機関が在宅患者訪問薬剤管理指導料を算定する者の数が、当該建築物の戸数の10%以下の場合又は当該建築物の戸数が20戸未満であって、在宅患者訪問薬剤管理指導料を算定する者の数が2人以下の場合には、それぞれ単一建物診療患者が1人であるものとみなす。

効率的で質の高い在宅薬剤管理指導業務の推進

注2 5の注射薬について、別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険薬局において、中心静脈栄養法用輸液、抗悪性腫瘍剤又は麻薬につき無菌製剤処理を行った場合は、1日につきそれぞれ67点、77点又は67点を加算するとした。現行と比べ、それぞれ2点ずつ上乗せされる。

6歳未満の乳幼児の場合にあっては、1日につきそれぞれ135点、145点又は135点を加算する。現行に比べ、それぞれ5点ずつ上乗せされる。

在宅で療養を行っている6歳未満の乳幼児に対する在宅患者訪問薬剤管理指導料の新設

在宅で療養を行っている6歳未満の乳幼児であって、通院が困難なものに対して、患家を訪問して、直接患者又はその家族等に対して薬学的管理及び指導を行った場合は、乳幼児加算として、1回につき100点を所定点数に加算するとした。