対人業務を推進 かかりつけ指導料、薬歴管理料、乳幼児加算アップ

  •  2018年02月07日 12:30

 2018年2月7日、中央社会保険医療協議会(中医協)は、診療報酬の改定案を答申し、対物業務から対人業務への構造的な転換を進めるため、対人業務に係るかかりつけ薬剤師指導料や薬剤服用歴管理指導料等の薬学管理料を充実するという。

かかりつけ薬剤師指導料 73点(現行は70点)

かかりつけ薬剤師包括管理料 280点(現行は270点)

上記に加え、適切な手帳の活用実績が相当程度あると認められない保険薬局に対する薬剤服用歴管理指導料の区分を新設する。

また、継続的な薬学的管理・指導等を推進するため、薬剤服用歴の記録に次回の服薬指導の計画を追加するとともに、かかりつけ薬剤師指導料、薬剤服用歴管理指導料等について評価を見直すという。これに併せて、乳幼児に対する当該加算の評価を充実する。

【薬剤服用歴管理指導料】(なお、下線部は変更部分)

  1. 原則6月以内に再度処方箋を持参した患者に対して行った場合 41点
  2. 1の患者以外の患者に対して行った場合 53点
  3. 特別養護老人ホームに入所している患者に訪問して行った場合 41点

注1 1及び2については、患者に対して、次に掲げる指導等の全てを行った場合に、処方箋受付1回につき所定点数を算定する。ただし、手帳を持参していない患者又は区分番号00の1に掲げる調剤基本料1以外の調剤基本料を算定する保険薬局に処方箋を持参した患者に対して、次に掲げる指導等の全てを行った場合は、本文の規定にかかわらず、処方箋受付1回につき、53点を算定する。

なお、下記の注9と施設基準が新設される。

注9 別に厚生労働大臣が定める保険薬局において、注1又は注2に掲げる指導等の全てを行った場合には、注1及び注2の規定にかかわらず、薬剤服用歴管理指導料の特例として、処方箋受付1回につき、13点を算定する。この場合において、注3から注6までに規定する加算は算定できない。

【施設基準】

適切な手帳の活用実績が相当程度あると認められない保険薬局であること。(※)
※ 「6月以内に再度処方箋を持参した患者のうち、手帳を持参した患者の割合が5割以下」等の基準を設ける。

乳幼児服薬指導加算

6歳未満の乳幼児に係る調剤に際して必要な情報等を直接患者又はその家族等に確認した上で、患者又はその家族等に対し、服用に関して必要な指導を行い、かつ、当該指導の内容等を手帳に記載した場合には、乳幼児服薬指導加算として、12点を所定点数に加算する。