アドレナリン 使用上の注意を改訂へ

  •  2018年03月28日 10:45

 3月27日、PMDA(医薬品医療機器総合機構)は、アドレナリンの使用上の注意の改訂を指示した。内容は以下の通り。

アドレナリン

商品名:エピペン®注射液0.15%、同注射液0.3%(マイランEPD合同会社)

効能・効果

蜂毒、食物及び薬物等に起因するアナフィラキシー反応に対する補助治療(アナフィラキシーの既往のある人またはアナフィラキシー を発現する危険性の高い人に限る)

改訂の概要

[禁忌]の項の「次の薬剤を投与中の患者(ブチロフェノン系・フェノチアジン系等の抗精神病薬、α遮断薬)」を削除。

[相互作用]の「併用禁忌」の項の「抗精神病薬(ブチロフェノン系薬剤、フェノチアジン系薬剤、イミノジベンジル系薬剤、ゾテピン、リスペリドン)、α遮断薬」を削除し、「併用注意」の項に「抗精神病薬(ブチロフェノン系薬剤、フェノチアジン系薬剤、イミノジベンジル系薬剤、ゾテピン、リスペリドン)、α遮断薬」を追記

商品名:ボスミン®注1mg(第一三共株式会社)

効能・効果

○下記疾患に基づく気管支痙攣の緩解
気管支喘息、百日咳
○各種疾患もしくは状態に伴う急性低血圧又はショック時の補助治療
○局所麻酔薬の作用延長
○手術時の局所出血の予防と治療
○心停止の補助治療
○虹彩毛様体炎時における虹彩癒着の防止

改訂の概要

[禁忌]の項の「ブチロフェノン系・フェノチアジン系等の抗精神病薬、α遮断薬」の記載を「次の薬剤を投与中の患者 ブチロフェノン系・フェノチアジン系等の抗精神病薬、α遮断薬(ただし、アナフィラキシーショックの救急治療時はこの限りでない。)」と改める。

[相互作用]の「併用禁忌」の項の抗精神病薬、α遮断薬に関する記載を「抗精神病薬(ブチロフェノン系薬剤、フェノチアジン系薬剤、イミノジベンジル系薬剤、ゾテピン、リスペリドン)、α遮断薬〔臨床症状・措置方法:本剤の昇圧作用の反転により、低血圧があらわれることがある。アナフィラキシーショックの救急治療時以外には併用しない。〕」と改める。

なお、α 遮断作用を有する抗精神病薬の添付文書において、アドレナリンが併用禁忌となって いる製剤については、上記アドレナリン製剤の添付文書の改訂に伴い、禁忌及び併用禁忌の項のアドレナリンに係る記載に「アドレナリンをアナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く」旨を追記するとした。

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