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薬局薬剤師もチームの一員 

~連携はやりがいの宝庫~

2018年04月06日 08:30

㈱ファーマックス 平鹿調剤薬局中央店 
東海林順子

 3年前から、総合病院の緩和ケアチームと一緒に、在宅緩和ケアに取り組んでいます。緩和ケアというと、迫りくる死と向き合い、痛みや恐怖で苦しんでいる患者さんの全人的苦痛をケアするため、「大変そう」「敷居が高い」といった印象があるかもしれません。確かに、その責任や重圧を重く感じることはあります。しかし、20年来の在宅訪問指導の中で、今が一番充実しており、やりがいを感じています。

 そのやりがいは大きく分けて4つあります。

  • その1:チームでの居宅訪問が勉強の場になる
    カンファレンスで話し合い、その場で解決できる。医師や看護師の患者さんとの関わり方がとても勉強になる。
  • その2:緩和ケア担当医から麻薬の用量設定や薬剤の選択を任される
    経験が浅い薬局薬剤師1人では困難なため、緩和ケアチームの病院薬剤師と相談しながら医師
    に提案。薬の専門家としての責任を感じる。
  • その3:薬の効果が患者さんの様子から実感できる
    患者さんが痛みや不安から少しでも解放されていること、そして、その手助けができていることを間近で感じ、大きなやりがいにつながっている。
  • その4:薬局からの訪問報告書が他職種の役に立っていることを実感できる

 つまるところ、他職種との連携が充実感とやりがい、モチベーションアップにつながっています。チームであれこれ相談しながら1つのことに向かい、同じ意識を持って患者さんのために懸命に行動する、その結果が患者さんの生活に反映されるのです。苦しい療養生活の中で、患者さんにとって少しでもうれしいことがあれば、皆で喜びます。つらさも喜びもチーム全員で共有します。在宅緩和ケアを通して、薬物治療にとどまらない「全人的なケア」を意識するようになりました。他職種から学ぶことは大いにあります。地域で連携の輪を広げましょう!

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