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沖縄県内の国公立大学に薬学部を

沖縄県薬剤師会、医師会、歯科医師会、看護協会の共同で署名活動

2018年04月11日 15:30

 薬学部の6年制への移行をきっかけとして、薬学部の新設が相次いだことなどから、「薬剤師は供給過剰」といわれる機会が多くなった。しかし実際には、薬剤師のマンパワー不足に悩む声が各所から聞こえてくる(関連記事:薬局のマンパワー不足が浮き彫りに)。

 沖縄県では、人口10万人当たりの薬剤師数は全国最低であり(全国平均181人に対し134人)、本島北部地域や離島においてはさらに輪をかけて少ない。そのような状況の中、沖縄県薬剤師会は、琉球大学を最優先とした沖縄県内の国公立大学における薬学部(科)の創設に向けて、署名活動を行っている。

質の高い薬剤師を養成し、薬剤師不足を解消するために

 琉球大学は2024年度に移転を計画している。それに合わせて薬学部を新設するのが狙いだが、県内の公立大学への設置も視野に入れている。国公立大学での薬学部新設について、沖縄県薬剤師会会長の亀谷浩昌氏は「県民所得が低い沖縄の保護者にとって、県外の大学や私立大学に通うことによる負担は相当に重いものと思われる。県内に薬学部(科)があれば、保護者の経済的な負担が軽くなるだけでなく、県外から優秀な人材が集まることで、沖縄県の学術研究水準の向上にもつながる」としている。

 沖縄県内の国公立大学に薬学部(科)の創設を求める署名活動は、沖縄県薬剤師会、沖縄県医師会、沖縄県歯科医師会、沖縄県看護協会の共同で行われている。当初は今年(2018年)3月までの予定だったが、4月27日(金)まで延長された。なお、署名への参加は沖縄県外に在住する方も可能だという。

本件の詳細、署名への協力はこちらから。

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