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梅の味噌漬けと即席ミネラルジュースで熱中症対策

2018年05月21日 13:31

つぼみ薬局居宅介護支援事業所 
角山 美穂

在宅患者さんのお役に立ちたくて、在宅専門薬局を立ち上げたのが2009年11月。1人薬剤師 兼 ケアマネとして、24時間体制で頑張っています!

【PharmaTribune2011年8月号掲載】

梅の味噌漬けと即席ミネラルジュースで熱中症対策

 連日のこの暑さは健康な私たちの体力を奪うほど。まして病気を抱えたり、ご高齢の方には命に関わる程の負担です。

 私自身も在宅訪問でとろけてしまいそう。対する工夫は、とにかく水分補給。(午後の訪問前にトイレに行くと、訪問先で飲み物をいただいても、夕方までちっともトイレに行きたくならないという怪奇現象に襲われております。知り合いの訪問看護師さんは暑さで頭痛に悩まされているとおっしゃっています)

 それから、患者様に教えてもらった、秘伝の『梅の味噌漬け』?です。

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 これを毎日1個食べております。

 夫によく、「あんた〜薬剤師なのに薬が嫌いよの〜」と笑われるのですが、健康食品も含めて薬を摂ったことがあまりありません。やはり、健康の源は規則正しい食事と睡眠!が私のモットーです(笑)

  

 在宅患者様に関しては、病気が重い方やご高齢の方が多いため、今の暑い時期は気を遣わなければなりません。
 梅雨時には「これから暑くなるので水分はしっかり摂って下さいね!」と伝えます。すると、ある患者様に「どのくらい?」と聞かれ、また他の患者様には「私は1日2Lは水を飲んでいるから大丈夫」と言われ...(驚)

 そこで、大塚製薬(株)さんに以前いただいて気に入っていた,『防ごう!! 守ろう!! 高齢者の「脱水」』((有)健康と良い友だち社)という指導箋を大量に仕入れ、各ご家庭に持参して具体的に説明しました。水分の収支が描かれた表紙を見ながら、「水分の収支はIN(補給)とOUT(排泄)でゼロ」「食事で取れたり体内で作られる水分を差し引くと、、飲み水からは1.0L摂らなきゃですよ〜」という具合です。

 さらに、この冊子には代用ORS(経口補水液)レシピがあり、これは必ずお話しします。お茶や水ばかりではなく、1Lのうちのいくらかは、ミネラルを含んだ物を摂ること。一度に沢山飲むとおしっこや汗で出てしまうので、少しずつこまめに飲むことをアドバイスします。

 お酒を飲みたい方には「水分補給にビール等のアルコール飲料は含みませんよ〜。お酒を飲んだらその分プラスαです♪」と意地悪い顔でお話するようにしております。

 その他のアイテムとしては「熱汗飴」と「ハッカ油」でしょうか。特に「ハッカ油」は今シーズンのMyブームです(^^♪ 薬局内にアロマ感覚でハッカ油を効かせて涼やかにしたり,ハッカ水を作ってみたりしています。

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 日ごろは薬局内にお客さんが誰もいなくて涼しい♡けれど、表に「在宅専門薬局」なんて掲げていませんし、前面をガラス張りにしてOPENな感じにしているせいで、この頃は「あんたとおしゃべりに来たよ」とか「涼まして」なんて来局なさる方も...(泣)。できればお2人以上で来ていただき,勝手におしゃべりしていただけると仕事がはかどるのですが...(~_~;)

 ある日、「頭がね、櫛でとこうにも痛いし、指で髪をちょっと触っても痛いんだけど...」とご近所の方が来局。
「!!!」どこかで聞いたことがあるセリフです。
「痛いところを見てもいい?」と見せていただくと発疹!
「帯状疱疹かも知れんよ!すぐに病院で診てもらって!」
「暑いから行くのもしんどい」
「もしそうだったら早い方が後が楽じゃから」と受診勧告。
バルトレックス®の処方箋を持って1時間後に戻って来られ,すぐに2錠服用していただきました。

 ここで開局してもうじき2年。地域の馴染みの方だからしてもらえた相談かな、なんて喜んでおります。

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