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Q 剤形や用法について、どう考える?

2018年07月20日 11:00

「子供は小さな大人ではない」と表現されるように、特殊性の高い小児科領域。
小児科処方箋を日々応需する薬剤師が、小児科処方の解析、患児・保護者への対応について意見を交換していきます。
参加メンバーの思考・視点を参考に、小児薬物療法の知識を深めましょう!

CASE 8

8歳 ADHD バルプロ酸・メチルフェニデートの処方

8歳 男児 26kg

  • 薬局で鼻炎の薬を交付する際に併用薬を確認したところ、母親から「実は薬がたくさん余っている」との相談を受ける

お薬手帳と母親から聞き取った残薬の情報

  • A総合小児病院より 
    バルプロ酸ナトリウム細粒40% 200mg 分2 朝夕食後      
    幼児期より通院している。感情を安定させるために服用
  • Bクリニックより
    メチルフェニデート徐放錠(コンサータ)18mg 分1 朝食後       
    A病院より紹介された小児精神医学の専門クリニック。治療のために服用

母親の話

  • 小学校中学年になり、服薬を本人に任せ始めた
  • 本人の「飲んだ」という言葉を信じていたら、バルプロ酸がたくさん余っていることに気が付いた
  • それ以降は、朝の内服薬は自分(母親)が注意して飲ませている。夕方は新しく始めた習い事や送迎で忙しく、服薬を確認できていない
  • うるさく言うと喧嘩になるし、任せた意味がない

担当した薬剤師が感じたこと

  • 母親が相当なストレスを抱えている
  • 疾患の特徴から考えても、薬袋のまま本人に渡しても服薬管理は難しいのではないか
  • 病院の医師は、患児が錠剤を服用できることに気付いてない可能性がある

[出題]
●飯田祥男/北海道立子ども総合医療・療育センター 薬局 ●伊藤由紀/株式会社スギヤマ薬品 薬事本部 ●ママ薬剤師/薬局

[スーパーバイザー]

●冨家俊弥/医療法人同愛会小澤病院 薬剤部長 昭和大学薬学部病院薬剤学講座 兼任講師
●石川洋一/明治薬科大学薬学部 教授 (前)国立成育医療研究センター薬剤部長

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