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第14回 薬剤師、知ってる!

島々の住民と共に生きる〜長崎県五島市・薬剤師奮戦記 ゆうとく薬局 平山匡彦

2018年10月01日 08:00

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医師や看護師は知ってるけど

 平成23(2011)年に実施した薬剤師による「二次離島訪問調査」の際に、二次離島には薬剤師を知らないという人たちがとてもたくさんいたという事実に、正直驚き、悲しく感じました。私たち薬剤師は、今まで何をやっていたのだろうと真剣に悩みました。

 五島の多くの島には医師や看護師が常駐し、あるいは定期的に診療に行き、とても頼りにされています。つまり、二次離島という閉ざされた地域の中で、薬剤師がいなくとも、一応、医療が完結できているのです。

 医薬分業が進んだ現在も、いまだに「薬剤師不要論」「医薬分業不要論」を唱える人たちは絶えません。そして実際に、薬剤師に会ったことがない人たちもたくさんいます。

 私たちは、この二次離島の人たちに薬剤師の存在を知ってもらい、島にも薬剤師は必要なんだ、薬を使用するときには薬剤師に相談した方がいいんだ、薬剤師は役に立つ存在なんだ、ということを理解してほしいと考えました。もしこの閉ざされた地域でそれができないとしたら、日本中に薬剤師がいなくても医療は完結できると言われるように私には思えたのです。

 そこで思い立ったのが、二次離島住民を対象とした「お薬説明会・相談会」です。今回は、この「お薬説明会・相談会」をすることで、どのような変化が見られたのか紹介したいと思います。

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