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調剤薬局×なにか?を想像して創造したい!

アツい薬局をつくったる!#14 神田佳典 絵・ぺお

2018年11月06日 13:30

 まいど! けいしゅけ(@keisyukeblog)です。

 調剤薬局って調剤だけでやってちゃもうダメよ☆的なニュースを最近チラッと目にしました(元記事がなんだったか完全に忘れちゃいましたが)。これ、ホンマにその通りやんなぁと思うわけですわ。さまざまな法規制があるだろうとは思いますが、調剤薬局って別に調剤だけをやらなければいけないという縛りはないわけで...。

 このネタに対して、実際、僕が取り組もうとしていることがあるねん。それはなにか? 『調剤薬局×文化センター』。今回は、なんでそう思ったかを話してみたいと思てます。

876320_fire.jpg調剤薬局は立地で批判されるけど...悪くないんと思うんやけどな

 これまでの調剤薬局の基本戦略は、「処方箋を持ってきてもらうためにどういった立地で出店するか?」が主なものだったと思てます。でも、今では病院前に調剤薬局が立ち並ぶ姿に批判的なコメントを見ることが増えました。

 しかし、これについては僕の個人的な考えとして「そこは悪くないんちゃうの?」と思てます。仮に僕が体調を崩して病院に診察を受けに行き、出された処方箋を片手に薬を受け取りに薬局に行くとして、わざわざ遠くに行くのか?と言われれば、「近くでもらって帰る」と答えます。院内調剤やったらどうですか?と問われれば、「それでもいいです」とも答えます。

 調剤薬局が批判されるとすれば、立ち寄った調剤薬局が単なる調剤所となってる現状に対して「それやったら院内調剤とどこがちゃうねん?」と思われるんちゃうかなぁと。その点に関しては、おっしゃる通りやなぁって思います。

  •  他の医療機関でもらっている併用薬のチェック
  •  薬剤師にゆっくりと飲み合わせについて相談できる
  •  在宅業務をしてもらえる

 

どれも院内・院外関係なくできるやんね...。つまり、院内薬局でできることを院外でやってることに対して批判を受けているんやと思います。

876320_fire.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像院外調剤薬局でしかできないことを、探求してみたらどないやろか?

 調剤薬局で働く薬剤師の僕が思うんやから、そりゃぁ調剤薬局って病院の中にある調剤室を外に持ってきただけって批判の声が上がっても当然やろうね。患者さんの目線やったり立場が違えば余計に思うかも、いや、間違いなく思うわっ!

 調剤薬局に必要なのは個性なのかもしれへん。院内じゃ無理っぽいことを探求したほうがよさそうや。

 っちゅうわけで、街に立ち並ぶいろいろなお店を見回してみた。

 ぶらり外に出ると、さまざまな業種で、「本業×関連業態」「本業×全く関係ない業態」というコラボ店舗が増えていることに気がつくねん。

  •  美容室×ネイルサロン
  •  CDレンタル×カフェ
  •  スーパー×家電量販店

 

 駅前の半径500mほどで目についたのんを挙げてみました。

 ほんじゃ、調剤薬局はなにもやってなかったの?と言えば、やってましてん。これまで調剤薬局がやってきたことを思い返してみると...

  1.  1. 調剤薬局×アロマ
  2.  2. 調剤薬局×管理栄養士による食の相談
  3.  3. 調剤薬局×カフェ(最近ちょっと増えてきたっぽい)

 

 主に1と2が目立ってた気がする。一緒に働いている仲間の複数から「前にいた職場でアロマやってるお店はあったでぇ〜」と聞いたし、僕の前の職場では管理栄養士が常駐して栄養相談教室なんかを開いてたわ。

 これらは共通して、本業と近しいなにかとのコラボレーションを考えたものや。初めて実際に目にしたとき「すごいなぁ、おもろいなぁ」と思たんを覚えています。

 こうした取り組みを、今後さらに拡充していくことが差別化につながるんちゃうやろか??僕はすごく関心があるし、やれることはやってみたいと思っています。

 一方で、調剤薬局から一見遠い業態やコンセプトとのコラボレーションが少ない気がするねん。先に挙げた例では、カフェとのコラボレーションが面白いなぁって思う☆

 こういうふうに、多種多様な他業態とのコラボレーションがあると、業務内容に関しては代わり映えしないかもしれへんけど、患者さんの興味の矛先や生活像が見えやすくなるという意味で、患者さん情報を記録する薬歴の充実につながる可能性を感じます。

876320_fire.jpgのサムネイル画像けいしゅけ、『調剤薬局×文化センター』を想像してまして...

 こうした流れを見ていくうちに、僕がやりたくなったことが『調剤薬局×文化センター』やねん。

 少子高齢化が加速する背景と、外来患者さんの年齢層統計をレセコンで見た結果、思いつきました。患者さんの年齢層って60歳代以降が主であり、70歳代が最も多い。そして、こうした患者さんと仲良くしゃべっていると、趣味を楽しんでいる方が多いねん。例えば、スキー旅行。共通して、メッチャ写真を撮ってる。ほんで、窓口でも写真を見せてもらうねんけど、ムッチャいい笑顔してるんよね。

 僕は思いました。

『みんなの笑顔大賞!』なぁんて銘打ったコルクボードに患者さんの写真を散りばめる。写真の横には本人によるエピソードトークを一筆書いてもらう。他の方のエピソードトークへもコメントを記入できるようにしちゃう。完全アナログ形式の交流ボード。

 こんなん作ってみたら、薬局に来たときに薬をもらうだけじゃなくって、来局者同士の交流の場にできるんちゃうかなぁ。考えてたらいつの間にか僕がニヤニヤ...。あ、これ楽しいかも!!

takochukeodoroki_150.png(な...なんやしらんけど、せんせーがニヤニヤしてはる...)

keisyuke_laugh_150.pngうははは〜☆

 ちょっとやってみようと思てます。やってみた結果をまたお伝えしますので、お楽しみに!!

 ちなみに、これを皮切りに、患者さん参加型のイベントスペースとして薬局を開放するのってどうかなぁと考えてたりします。一緒になにかをするという体験を通じて『薬局薬剤師ー患者』という記号を捨てた人間同士の交流を深める。その後に、薬剤師と患者として向き合ってみたら、これまでとは違う「なにか」があるような気がして...。

 院外薬局の本質って、地域の中にあることやと思うんよね。患者さんの生活空間とつながっているからこそ見えることがあると思うし、かかわれることが多いと思うねん。

 こんなふうに、今までと違ったことに手を伸ばしていくって、アツいと思うんですよね☆

【コラムコンセプト】

けいしゅけが仲間たちとつくる理想の薬局!そこに待ち受けるさまざまな困難とは?困難に真っ向から対峙しさらなるアツさをたぎらせるけいしゅけが繰り出す必殺技の数々、震えて待て!

【神田佳典氏プロフィール】

keisyuke_prof_white.jpg総合病院前の調剤薬局で薬局長として働く薬剤師。2度の心臓手術を乗り越えて与えてもらった人生。誰かのためにその時間をアツく生きると決めました。薬剤師として誰かの役に立つにはどうしたらいいのだろう?そこで出会ったのがEBMであり、所属しているAHEADMAPでした。Passion×EBM×仲間が生み出すエネルギーを武器に、アツい調剤薬局をつくると日々奮闘中です!

ブログ:けいしゅけのブログ薬局

Twitter:@keisyukeblog

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