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患者さんにも教えたい 内臓脂肪はこうして撃退

株式会社アイセイ薬局 プレスセミナー

2018年11月07日 10:50

 メタボリックシンドロームに対応すべく、アイセイ薬局では、10月15日から「これなら燃える!内臓脂肪」キャンペーンを開催している(2019年1月まで)。このキャンペーンに先立ち、10月10日にアイセイ薬局本社でプレスセミナーが行われた。

「これなら燃える!内臓脂肪」プレス発表会

日時:2018年10月10日(水)
プレゼンテーション:
飯村誠一郎・門田 伊三男(株式会社アイセイ薬局 コーポレート・コミュニケーション部)
坂井信之(東北大学 大学院文学研究科心理学研究室教授)
北村文乃(株式会社おいしい健康 管理栄養士)
井上敦基(株式会社東急スポーツオアシス エクササイズディレクター)

協力:つむぎや

会場:株式会社アイセイ薬局本社(東京都千代田区)

この記事のポイント

  • 国内では50歳以上の男性の半数以上がメタボリックシンドロームまたは予備軍であり、対策が必要
  • 体脂肪1kgを1カ月で減らすには、毎日缶ビール1本程度のカロリーを控えるとよい
  • 背中の運動で効率よく代謝がアップする

内臓脂肪超過による合併症を防ぎたい

 まず、飯村氏が今回のキャンペーンの趣旨を説明。「玉石混交の情報があふれており、セルフメディケーションで健康を維持することは難しい。そこで、①情報提供②個人に合わせた薬剤師によるコンサルティング③問題を解決するための商品の販売―を、薬局でワンストップで行いたい」とした。特に内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)では、動脈硬化を経て、脳卒中、心疾患、糖尿病といった重篤な合併症を引き起こすことがある。国内では50歳以上の男性のうち半数以上がメタボリックシンドロームが強く疑われる、または予備軍と考えられており1)、対策が必要である。

aisei_181102-1.JPG会場に置かれた内臓脂肪対策商品。歩数計やお茶などが並ぶ。店頭でも同じものが設置されている

缶ビール1本と焼き鳥1本の我慢でOK

 北村氏は、肥満の2大原因は食べ過ぎと運動不足とし、食生活では少しずつカロリーを減らすことがダイエット成功の近道と述べた。例えば1カ月で1kg減量するとする。体脂肪を1kg当たり消費するために必要なエネルギーは7,000kcalとされるので、1日約233kcal(7,000kcal÷30日)、1食当たり約78kcal(233kcal÷3食)控えればよい。233kcalは缶ビール1本と焼き鳥1本程度に相当する。78kcal控えるには、ご飯を茶碗1杯より少し減らし、肉をカロリーの低い部位に変えたりすれば達成できる。同氏は「内臓脂肪はエネルギーを一時的に蓄える貯蔵所であり、実は燃焼しやすい」とした。

 とはいえ、食べる量を減らすのは難しい。坂井氏は、心理学の視点から、食べ過ぎを防ぐ方法について述べた。「食べ物が目に留まるところにあると、人はつい食べてしまう。また、大きな食器を渡されると、たくさん盛り付けてしまう傾向がある。対策としては、食べ物を近くに置かず不透明な容器に入れる、小さな皿に取り分ける、といった方法がある」とした。

減量には背中の運動が効果的

 食事管理とともに行いたいのが運動だ。井上氏は「メタボリックシンドロームには、背中の運動が効果的」と言う。背中や首周りには、エネルギーを燃焼させて熱をつくり出す褐色脂肪細胞が多く分布している。また、背中の筋肉は大きく、動かすことで効率良く代謝がアップする。この点から、昼食後、オフィスで手軽にできるエクササイズを紹介した。椅子に座って首を左に傾け、左上腕が左耳に付くようにして右耳に触るというものだ。そのとき、右手はお尻の下に入れておくと、ストレッチ効果が高まるという。

 意外と簡単に始められる内臓脂肪対策。患者さんへのアドバイスの参考にしてみてはいかがだろうか。

aisei_181102-2.JPGフードユニット「つむぎや」の協力によってつくられた料理も並んだ。脂肪の燃焼を助ける栄養素、L-カルニチンを豊富に含むラム肉をはじめ、コレステロールなどの吸収を緩やかにする食物繊維の多い押し麦やきのこ類といった食材が使われている

1. 平成26年版厚生労働白書~健康・予防元年~

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