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新薬ARNIは急性心不全にも有効

NT-proBNPを迅速に改善

2018年11月28日 14:45

新薬ARNIは急性心不全にも有効

 米・Yale UniversityのEric J. Velazquez氏らは、急性非代償性心不全で入院した左室駆出率(LVEF)低下を伴う心不全患者を対象に、ネプリライシン阻害薬sacubitrilとアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)バルサルタンの新規化合物(アンジオテンシンⅡ受容体/ネプリライシン阻害薬:ARNI)とACE阻害薬エナラプリルの効果を多施設二重盲検ランダム化比較試験PIONEER-HFで検討。その結果、ARNIはエナラプリルに比べて心不全の治療指標であるN末端プロB型ナトリウム利尿ペプチド(NT-proBNP)を迅速かつ大幅に改善したと米国心臓協会学術集会(AHA 2018、11月10~14日、シカゴ)で発表、N Engl J Med2018年11月11日オンライン版)に同時掲載された。なお、ARNIは慢性心不全患者でも有効性が示されている。

この記事のポイント

  • 米国の急性非代償性心不全の患者に対し、ARNIとエナラプリルの効果を比較する試験が行われた
  • 投与1週間でNT-proBNP変化率は、ARNI群の方が大きかった
  • ARNIは慢性・急性心不全に対する標準治療薬になる可能性が示唆された

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