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エリア長としての信念は「○○」を大切にすること

アツい薬局をつくったる!#18 神田佳典 絵・ぺお

2019年04月10日 08:00

 まいど!けいしゅけ(@keisyukeblog)です。いよいよ春本番!桜の開花とともに新たな始まりの季節ですね。

 僕はエリア長という役職なんぞをやってたりしますねん。それもあって、春の新入社員研修に向けて資料をハゲそうになりながら作ってます(ウソです、楽しんでます)。

 エリア長という役割についてお話しさせてください。例えば、僕がどんなふうにこの役職を捉えていて、何をしているのか。また、うまくいったことや失敗してもぉたことなんかも紹介していきます〜っ!

 早速ですが、僕がエリア長として大事にしている信念について。

876320_fire.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像人のこと以上に大事なものなんかないっちゅうねん!

 以上...って終わるんか〜ぃ!いやほんと、僕ってこのコラム連載ではこれしか言ってないですね。

 エリア長になって2年半くらいですが、人間関係をとにかく円滑にすることに注力していたら、スゴいことになりました。

 ほぼ全店舗で後発品体制加算が取れたり、地域支援体制加算が取れたり、新人薬剤師が2年目になったとたん個人在宅を自ら獲得してきたり。

 店舗で学術の勉強資料をつくってみたり、患者さんに向けたお薬手帳持参&かかりつけ薬局の啓発活動を自主的に行って、面処方箋応需が月間50枚くらい増えたり。

 あまりむやみに意識していなかった数字が伸びたり、人材が育ってきたんです。

 で、誰も辞めない。産休育休明けで戻ってきてくれるスタッフも多数、いったん辞めた薬剤師も再就職してきたり...

 息の合った集団のエネルギーはスゴい!

 僕の自慢は、一緒に働いてくれる仲間が息の合った仕事をし、結果として素晴らしい数字まで叩き出してくれていること。それぞれの店舗のスタッフがそれぞれの店舗を、そして何よりも、そこに訪れてくれる患者さんを大切にしてくれることです。

 なので、今では僕のエリア長としての仕事は、そんなスタッフみんなに感謝することになっています。

takochuke_magao_150.pngそんなウマい話あるんでしゅかね〜(疑いの眼差し)

keisyuke_magao_150.png実話や(キッパリ)。ていうか...なんでタコちゅけに疑われるねん。

876320_fire.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像僕の視点、それは「店舗スタッフが笑顔でイキイキとしているか?」

 僕はエリア長として各店舗を回るのですが、必ずみんなの表情を見ています。

 もちろん会社ですから、売り上げをupすることや在庫金額の適正化は大切です。けれど、数字ばっかりチェック&指摘するのんって、性に合わへんねんなぁ。だって、優れた分析ツールがあればできてまうでしょ、そんなもん。もちろん、ちょっとくらいは数字について声はかけますけど。だいたい声をかける割合の8割はええやん!ってところで、後の2割は、さすがにこれは気づいておかんと苦労するやろなぁって感じたことを。

 なんにせよ、数字をつくるのは誰か?と言えば、スタッフすなわち人なわけやから、その基盤となるスタッフを元気にすることよりも大事な業務なんてない、僕はそう考えてます。

 なので、僕が志向しているのは「空気をつくれるエリア長でいたい」ってことなのです。

 例えば、ムッチャ面白い人が近くにいると自然と笑顔になれることが多い気がします。同様に、何でも話を聞いてくれる人がいると、一緒にいるだけで落ち着くし、本音を話したくなることが多い気がします。

 僕のことをどんなふうに感じてもらえるかは人によって違うでしょうから何とも言えませんが、

「けいしゅけさん、ちょっと聞いてぇな。この前ね...」

って、気軽に話してもらえる雰囲気はつくりたいなぁって思てます。

 なぜか。

 あるお店に行って気まずい雰囲気が漂ってたり、元気のない声で応対されて楽しいでしょうか?また行きたいわぁ!って思えますか? 僕やったら嫌やなぁ、好き好んでは繰り返し行かへんなぁって思います。

 ましてや、薬局は病気したり何か具合が悪くなったときに行くことが多い場所やし、なおさらスタッフの雰囲気がドヨーンとしてたら魅力って...ないよねっ!!

 患者さんに少しでもポジティブな気持ちになってもらいたいと考える薬局ならば、自分たちがポジティブじゃなきゃ無理でしょうし、そんな薬局がイイよねってスタッフに伝えている僕が、スタッフみんなにポジティブな空気を漂わせるくらいでなければ実現できへんのちゃうんかな。

 そう思うので、僕は空気をつくれるエリア長でありたいのです。

876320_fire.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像気安い空気をつくるには「まず、自分をさらけ出す」

 どうやってポジティブな空気をつくるか?僕なりのやりかたをちょっとだけ話します。恥ずかしいのでちょっとだけにします。

 基本的に、僕は「エリア長」なんていう役割を極限まで脇に起き続けています(縦の関係って人と人が仲良くなるのにいらんねんもん)。

 人生の先輩であるスタッフには、分からないことは教えてもらいます。人生の後輩にだって、その人の得意分野については教えを乞います。一人の人間としての神田佳典なんてちっぽけなものですから、それをさらけ出すようにしてるわけです。

 逆に、ちょっと教えてくれへん? って声がかかったときには、ぜんっぶ、答えます。会社の機密や言うたらアカン情報を除いたら、情報共有を求める店長・スタッフに話せることは率直に言いますわ。

 そこで、みんなで越えるべき課題があれば、一緒に考えてもらいます。嬉しいニュースがあればケーキでも持ってってみんなで食べて祝います。

 総じて大事にしているのは、嘘は言わないことです。ウソつきと仲良くなるのは至難の業ですから。

876320_fire.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像ケンカや揉め事...「全力を尽くした上でのことなのか?」

 僕は、人間関係がうまくいくことを軸にして、仕事を楽しくがむしゃらにやろうぜ!と旗振りするタイプのエリア長みたいですわ。

 馴れ合いではなく、お互いを尊重しあって仲良くする。ときに激しく意見を闘わせるようなら「ええやん!そういうの、サイコーやん!」となります。

 でも悲しいかな、こういう相談事も結構多いんですわ。

「アイツ仕事できねぇっす!なんとかしてくださいよっ!!」

 これ、店長から言われると...泣きたくなります。なんで泣きたくなるのか、理由は2つ。

  • 1. 「自分にはうまく扱えないシロモノやから要りまへん、新しいのに替えてくれ」って聞こえる。あなたの部下はモノなのですか?と思えて泣きたくなる
  • 2. 「何が足りないんだろう? うまく仕事の波に乗るために」って目の前の仲間について必死で考えられないのが寂しい。身内に対してそうなんやったら、ちょっと気難しい患者さんのことはどうなんかな。「あの人ワケわかんないからテキトーにあしらっとこう。てか、対応するの誰か代わってよ」って切り捨てちゃうんじゃなかろうか?って思えて泣きたくなる

 無論、相性ってありますし、どうやったって現場において必要とされる水準に達することができないことだってあります。けれども、そう判断するまでにどれだけの手を打ったか、打とうとし続けたのか。ほんで、これは能力的に厳しいと言わざるを得なかったとして、別の活躍できる場面を見つける努力を尽くしたのかって、大事やと思うんです。非常に容態の悪い患者さんに最後まで付き合うのも同じなんじゃないかなって思うので...

 てなわけで、僕は単純なケンカやdisりあいは認めません。「相手を認めようとするために、見たり、聞いたり、お互いをつなぐ方法」を考えてもらったり、話し合いに介入させてもらったり、なんやかんやするようにします。

 雨降って地固まるとはよく言ったもので、お互いに言いたいことを言って、相手の主張も耳に入るようになると、やけに仲良くなったりするのが、見ていて嬉しいです。とはいえ、まれに、ホンマに反りが合わない場合もあります。その場合は受け入れて、配置転換などを考慮するようにしています。

 など、まぁいろいろとそんなこんなしていたら、アツくて息の合った集団になってきたというわけです☆

 今回は、うまく行きまくってるような話題になってしまいました。次回は僕がメッチャ苦戦していることを紹介します。

 

【コラムコンセプト】

けいしゅけが仲間たちとつくる理想の薬局!そこに待ち受けるさまざまな困難とは?困難に真っ向から対峙しさらなるアツさをたぎらせるけいしゅけが繰り出す必殺技の数々、震えて待て!

【神田佳典氏プロフィール】

keisyuke_prof_white.jpg総合病院前の調剤薬局で薬局長として働く薬剤師。2度の心臓手術を乗り越えて与えてもらった人生。誰かのためにその時間をアツく生きると決めました。薬剤師として誰かの役に立つにはどうしたらいいのだろう?そこで出会ったのがEBMであり、所属しているAHEADMAPでした。Passion×EBM×仲間が生み出すエネルギーを武器に、アツい調剤薬局をつくると日々奮闘中です!

ブログ:けいしゅけのブログ薬局

Twitter:@keisyukeblog

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