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学校薬剤師のお仕事はこんなに深い!

「下町ワイガヤ薬局日誌」第十話

2019年05月14日 11:15

提供:CareNet

 私は、ある小学校の学校薬剤師をしています。学校薬剤師の制度はみなさんご存じだと思いますが、実際にどんなことをしているのか、イメージがわかない方も多いのではないでしょうか。

 学校薬剤師は、学校医や学校歯科医と共に、幼稚園、小学校、中学校、高等学校等に必ず置かなければなりません。学校医が健康診断などをすることはよく知られていますが、学校薬剤師には環境衛生的なミッションがあります。

 たとえば保健室のベッドにダニがいないか? 教室の明るさは保たれているのか? 給食のお皿は清潔か? 飲料水は安全か? など。保健室の衛生管理のお手伝いや理科室の試薬の管理も行います。年間計画に基づいて訪問し、学校の環境衛生や管理状況を調査したり、アドバイスしたりするのが主な業務内容です。近年では、校庭の放射能に関する問い合わせを受けることもあり、学校薬剤師会に問い合わせをしたりしながら、どのように対応すべきか助言をします。取り扱う範囲が多いため、やっぱり勉強が必要です。

 そして、直接子供たちに教育を行う機会もあります。言うまでもなく子供の教育はとても大切なもので、たとえば、たばこの害などについては子供の頃からの教育が重要です。薬剤師が貢献できることもたくさんあります。しかし、学校には学習指導要領を踏まえたカリキュラムがあるため、こちらにいくらやる気があっても、すぐに授業をさせてもらえるわけではありません。

 そんな中、「小学校6年生を対象に薬の適正使用、覚せい剤、麻薬、危険ドラッグの話をしてほしい」という依頼があり、喜んでお受けしました。

 後から聞くと、いつもは警察署の方にお話しいただいていたそうですが、今回は伊勢志摩サミットの関係で断られてしまったそうです。せっかくなので薬剤師ならではの話も入れたいな、と思いつつ、2コマ分のスライド資料を作り、事前に養護教諭と打ち合わせをしました。

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