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期待のNASHコンビネーション療法とは?

済生会吹田病院 名誉院長 岡上武氏

2019年07月10日 08:00

 非アルコール性脂肪肝炎(NASH)は、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の中でも予後が悪く、肝硬変や肝がんに至る可能性が高く、心血管系疾患や多くの臓器におけるがん発症の原因となる。しかし、日本では、保険適用されているNASH治療薬はまだなく、有効な薬剤の開発が望まれる。済生会吹田病院(大阪府)名誉院長の岡上武氏は、現在開発が進められているNASHコンビネーション療法について、第62回日本糖尿病学会(5月23日~25日)で解説。「単剤では効果を得られなくても併用によるNASHへの治療効果が期待できる」と述べた。

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この記事のポイント

  • 線維化治療に照準を合わせた薬剤開発とコンビネーション療法の検討
  • ASK-1阻害薬:炎症と肝線維化抑制に期待
  • ACC阻害薬:脂肪肝を抑制しNASHの本態にアプローチ
  • FXR作動薬:胆汁酸の生成を抑制し、脂肪毒性を抑制
  • ACC阻害薬とFXR作動薬の併用で脂肪量を45%、線維化を9%抑制
  • 将来は患者ごとにコンビネーション療法を選択できるNASH治療を

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