米・Mayo ClinicのDavid W. Dodick氏らは、片頭痛を有する米国人約1,700例を対象に、経口カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)受容体拮抗薬ubrogepantの有効性および安全性を二重盲検プラセボ対照ランダム化比較試験(RCT)で検討。その結果、投与後2時間で頭痛および関連症状が消失した患者の割合がプラセボ群と比べてubrogepant群で有意に高かったと、N Engl J Med(2019; 381: 2230-2241)に発表した。
◎この記事のポイント
- 投与後2時間の頭痛消失率は約20%
- 有害事象はプラセボと差なし