
今年(2021年)2月13日時点でのカナダにおける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者は82万8,000人、死亡者は2万1,000人に達している。同国University of TorontoのAmol A. Verma氏らは、COVID-19および季節性インフルエンザ(以下、インフルエンザ)の入院患者を対象に後ろ向きコホート研究を実施。その結果、COVID-19の死亡リスクはインフルエンザの3.5倍と高く、両者は全くの別物であると、CAMJ(2021年2月10日オンライン版)に発表した。
◎この記事のポイント
- COVID-19入院患者の約2割が50歳未満
- ICU入室、入院期間のリスクは約1.5倍