
韓国では2016年に女児へのヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン接種が予防接種プログラムに導入されたが、リアルワールドでの安全性に関する情報は欧米発のものがほとんどで、アジア人におけるエビデンスは限定的だった。そこで、韓国・Sungkyunkwan UniversityのDongwon Yoon氏らは同国におけるHPVワクチンの接種と33項目の重篤な副反応との関連について検討。同ワクチン接種による副反応の有意なリスク上昇は認められなかったとの結果をBMJ(2021; 372: m4931)に発表した。
◎この記事のポイント
- 2018年の1回目接種率は87.2%
- 44万1,399人の女児を解析
- 片頭痛のみわずかにリスクが上昇
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