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手足症候群

てあししょうこうぐん

  • 2017年02月10日公開

フッ化ピリミジン系薬のカペシタビンやS-1 により起こり、軽度のものを含めるとカペシタビンで50%以上、S-1 で20%程度に発生するとされており1)、確実な予防薬や治療薬はまだなく、減薬・休薬以外の対策としては、手足への刺激となるものを排除することがよいとされている。また、カペシタビンによる手足症候群に対しては、保湿クリームが使用されることも多いが、ランダム化比較試験によって尿素/ 乳酸系クリームの予防的使用には効果がないことが報告されており2)、注意が必要。

『重篤副作用疾患別対応マニュアル 手足症候群』(厚生労働省、平成22年3月)では、主に次のように記されている。

●症状 
・ 手や足の「しびれ」、「痛み」などの「感覚の異常」
・ 手や足の皮膚の「発赤・紅斑」、「浮腫み」、「色素沈着」、「角化」、「ひびわれ」、「水ぶくれ」
・ 爪の「変形」、「色素沈着」

  1. 厚生労働省. 重篤副作用疾患別対応マニュアル 手足症候群. 平成22年3月.
    http://www.info.pmda.go.jp/juutoku/file/jfm1003014.pdf
  2. J Clin Oncol. 2010; 28(35): 5182-5187.

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