デジタル往診

福島市のデジタル往診というサービスを勝手に口コミ・レビューしてみた!

往診実績で日本一の会社のファストドクターが、何やら面白いサービスを実施しているので、勝手に口コミとレビュー、概要について迫っていきたいと思います。

そのサービスの名前が「デジタル往診」というらしいです。

「デジタル」×「往診」ということで、いったいどういうことなのか?私もクエッションマークが3つくらいつきましたが、内容をみて衝撃を受けました!

※現在は福島県福島市で実施しているサービスとのことです。

https://fastdoctor.jp/medical/digital_fukushima/より引用

地方の医師不足の救世主?「デジタル往診」の素晴らしいサービス!

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000031533.htmlより引用

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000031533.htmlより引用

「デジタル」×「往診」で「デジタル往診」。

サービス内容の概要としては往診に行くのは看護師で、患者様の処置を行うのは看護師さん。

往診は医師がご自宅にお伺いするのが通常ですが、この「デジタル往診」は看護師さんが行くことが大きく違いです。

ですが、医師がオンライン診療を行うことで、医師の具体的な指示に基づいて看護師が治療を行うのが「デジタル往診」の概要のようです。

「オンライン診療」×「往診」のハイブリットと呼べばよいでしょうか?

医師法を守った看護師さんが出来ること

医師が出来て看護師には出来ないことがあるのではないか?「デジタル往診」で一番最初に浮かんだのがこの問題です。

医師法17条は「医師でなければ、医業をなしてはならない。」と決められています。

医業の定義は難しいですが、医師の医学的判断および技術がなければ、人の体に危害を及ぼす危険性があることが言われるのです。

医業は医師しか行えないのが大原則。

保助看法37条では「保健師,助産師,看護師又は准看護師は,主治の医師又は歯科医師の指示があった場合を除くほか,診療機械を使用し,医薬品を授与し,医薬品について指示をし、その他医師又は歯科医師が行うのでなければ衛生上危害を生ずるおそれのある行為をしてはならない。」

医師らの指示に基づくことで、例外的に看護師が一定の医行為を行い得ることを定めています。

注射を打ったりするのは医業に該当しますが、看護師さんが行っても問題がないのは、保助看法の定めによるものです。

医師らの指示に基づくことで、例外的に一定の医行為を行える!

大規模な手術とかは無理だとは思いますが、注射を打ったり点滴をしたりなどの、一部の医療行為は医師の指示の元だと行えます!

何故、この「デジタル往診」が衝撃的なサービスかは、地方の医師不足の救世主になるのではないか?と私は感じました。

デジタル往診を勝手に口コミ!医師不足地域の救世主

茨城県や埼玉県などは医師不足として有名な地域です。

こうした地域で「デジタル往診」を実施出来れば、医師不足の解消につながるのではないか?

そして、ド田舎の医師が駐在していない地域でも、大きな可能性を秘めているのではないか?

私は医師数と比べて、看護師さんの人数が多いことがポイントになってくるのではないかと思っています。

医師と看護師の人口規模

医師数の人口:339,623人

看護師の人口:1,683,295人

全日本病院協会データより

https://www.ajha.or.jp/news/pickup/20220415/news08.html

日本看護協会データより

https://www.nurse.or.jp/nursing/statistics_publication/statistics/

医師は6年制の医学部に通わなければなれませんが、看護師は専門学校卒業でもなれる職業です。もちろん、国家試験をパスしなければならないので、たくさん勉強が必要なことには変わりありません。

ですが、学費などの面から考えても、圧倒的に医師になるのは大変であると私は考えます。

医師と看護師の数は4倍もの差。

もし、私立の医学部に通うのであれば、6年で約4000万円の学費がかかる大学もある事を一度は聞いたことがある方も多いと思います。

国立の大学に入らなければ、大金持ちでなければ高確率で私大医学部に通うのは難しいですし、医者の子供でなければ通うことは不可能でしょう。

様々な背景を考えても、医師よりも看護師数が多くなるのは当然のことであり、看護師さんの活躍で、往診の形が広がるのではないか?

「デジタル往診」にはそんな可能性が秘めていると、私はひそかに感じているのです。

デジタル往診で見ることが出来る症状と診察!

以下ページにて詳細の確認が出来ますが、内容について簡単にまとめていきます。

https://fastdoctor.jp/medical/digital_fukushima/

看護師がすぐに駆けつけ

  • 看護師が持参したタブレットで医師が診察(タブレット操作が苦手な高齢者の方でも、看護師さんが操作をするので安心)
  • オンラインで医師と一緒に血圧や体温も確認!
  • 自宅で検査が可能!(抗原検査・
    PCR検査・インフルエンザ検査などを実施している)
  • 当日中に数日分のお薬をお届け(最大7日)

受付時間

月〜土 15:00〜22:00
日・祝 10:00〜19:00

※受付順にコールスタッフより折返しお電話しますとのことです。
※診療の混雑状況は折返しのお電話でご案内いたします。

受付外の時間については、受付外と表示されています。

訪問・診療対応時間

月〜金 19:00〜23:00
18:00〜23:00
日・祝 12:00〜20:00

往診エリアは福島市のみ

診療科目と対応可能な症状

内科・小児科

  • 発熱
  • 嘔吐
  • 頭痛
  • 下痢
  • めまい
  • 喉の痛み
  • 便秘
  • 腰痛

対応可能な検査

  • 新型コロナウイルスPCR検査・抗原検査
  • インフルエンザ検査
  • アデノウイルス検査
  • RSウイルス検査
  • 血液検査
  • 尿検査

※医師が検査が必要と判断した場合に限り検査が実施可能とのことです。

基本的には、急性期ジャンルの往診と考えるのが適切かなと思います。

オンライン診療だと、医療従事者が誰もいない状況で進行しますが、看護師さんが近くにいることで、いろいろな面で頼ることが出来るので、

安心して診察に臨むことが出来るのではないかと思います。